人生とコード

僕の生活の一部にGithubがある。 僕の思想の2割くらいを占めるだろう。 一日に何回もチェックしているし、git pushしたときには喜びを感じる。 最近、HP作成の仕事を受けた。 Vueで開発し、もちろんそのコードをGithubで公開した。 僕は作成するHPにはOctoca…

他人の人生、自分の人生

「あのような人生を送ってみたいものだ」 時として人間はそのようなことを言う。現在の自分の人生に納得していない人ならまだしも、不満がない(満足しているわけではない)人でも言ってみる。 これ、なんだろうなと思う。 納得していない人が言う分には理解…

年の瀬に考えていたN個のこと

2016年も5日が過ぎた。正月休みも明けて、明日から大学が始まる。2015年の終わりから2016年の初めにかけて僕はどうだったかというと、精神的にやられていた。ずっと何かに押しつぶされて、胸が締め付けられる思いだった。そのような中で頭にあった事を記そ…

住宅街イルミネーション

クリスマス。一年に一度の特別な日に街は賑わう。イルミネーションは人々に活気をもたらす。だから、イルミネーションスポットは人で溢れるのであろう。有名イルミネーションスポットは、お金をたくさんかけてより華やかになるようになっているのがほとんど…

情報パラダイム

mainichi.jp www3.nhk.or.jp 最近のニュースで特にこの事件に興味がある。というのも、このニュースを見た時に次のようなことを思ったからである。 「完全に科学がパラダイムになったのだな」 ワイドショーのコメンテーターは、「インスリンを与えていれば大…

ビニール傘

新しい靴を買ったときは、外に出るのが楽しみになるだろう。 新しいスマホカバーを買ったときは、電話に出るのが楽しみになるだろう。 人間、新しい物を手に入れたら使う時を心待ちにするものだ。 それを改めて感じた。 先週傘を盗まれたので、一昨日ビニー…

問題の根源

状況 県道の歩道を歩く二人の男女。交差点に差しかかかる直前で歩行者信号は赤になった。勿論の如く女は歩みを止めた。しかし、男は歩みを止めない。女は戸惑いながらも、男についていく。 女 「赤信号だよ?」 男 「あ?信号待ってるなんて、時間の無駄じゃ…

あの時思ったことのいま

夜な夜な、ふらっと宛先もなく自転車に乗ってきた。夕方の変な時間に寝てしまい、起きたら頭が全然回らなかったから。時々あることである。そういうときは、何も考えず、感じるがままに小道をくねくね曲がる。夜の風と家庭から漏れてくる灯りを楽しみたいか…

「モモ」 ミヒャエル・エンデ

先日、ミヒャエル・エンデの「モモ」を読み終えた。当初は感想を書き起こそうとは思っていなかったが、やはり言葉にしていかなくてはという気持ちが強くなったので、ここに記すことにした。 「モモ」を読もうと思ったのは、昨夏にジブリ・宮崎駿にはまったこ…

優しい心の持ち主

満員電車に少女が入ってきた それを見て若者が席を譲った 「お兄ちゃん優しいのね」 「なんでだい?」 「だって、席を譲ってくれたから」 若者は一呼吸置いて答えた 「優しいのは君の方だよ。これを優しいと感じるのだから」

あのとき心に浮かんだもの

いつものことだが 電車は満員だった。 そして いつものことだが 若者と娘が腰をおろし としよりが立っていた。 うつむいていた娘が立って としよりに席をゆずった。 そそくさととしよりが坐った。 礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。 娘は坐った。 別の…

或る街と少女

火曜日の午後、寅の刻。普段の行動範囲を超えたところを散歩していた。同じ街とはいえども、普段と来ないところに来ると、非日常感が味わえたりする。とはいっても、初めて通る道ではなく、ある程度は自分がどこを歩いているか想像がついていた。「あれ?こ…

オイラーの脳は掌に?

今日、近所の老夫婦が営む、お肉屋に行ったときのお話。(タイトルは大数学者レオハント・オイラーは8桁×8桁の掛け算を暗算で2秒で行っていたことに因んで。) いつも買っている肉団子が、今日は作ってないということなので、1個100円のメンツカツと串カツを購…

言葉って

言葉って君だけのものかな 違うよね 言葉って僕だけのものかな 違うよね 言葉を剣にしたら、きっと誰か傷つくよね 言葉を銃にしたら、きっと誰か怖がるよね 言葉に対して盾を持つ必要があるのかな 必要ないよね 言葉に対して身構える必要があるのかな 必要な…

僕たちは

あまりに重要なことを知らない気がする。そして何が重要なことなのかも。そして重要でないことを知りすぎていたかもしれない。 本当に僕たちが大切にしなければいないことについてじっくり考える必要があると思う。まずは、ある事柄についてその本質を理解す…

過去は偉大なものである。

この成人の日を含む3連休は、成人を迎えた者達にとって、現在から過去へ線が結ばれるものであったに違いない。久しぶりに会う友を前に、自分・相手が成長していようとも関わり方は過去と同じものであった。現在のお互いを認識しつつも、過去の記憶を辿り、昔…

音楽と風景

音楽には風景がある。これは半年くらい前から思っていることだ。ある曲を聴くと、その曲が持っている情景、はたまた過去に自分が見てきた風景とリンクする瞬間がある。今まで見たこともないその曲だけが持っている風景を見せてくれる、そんな曲も好きなもの…