年の瀬に考えていたN個のこと

2016年も5日が過ぎた。正月休みも明けて、明日から大学が始まる。2015年の終わりから2016年の初めにかけて僕はどうだったかというと、精神的にやられていた。ずっと何かに押しつぶされて、胸が締め付けられる思いだった。そのような中で頭にあった事を記そうと思う。

 

hard work

これはmidnight expressの最後で沢木耕太郎さんが言っていた言葉だ。聞いた瞬間に来年のテーマはこれだなと思った。

昨年の12月、コンテストで良い結果を残した。それは嬉しかったが、その後はとてつもない虚脱感に襲われていた。コンテストの結果がプレシャーになっていたのだ。

昨年の夏ぐらいから、価値のあるものを作ろうと考えていた。いや、価値があるものを作れないようではダメだなと思っていた。しかし、コンテストでは結果が残っただけで、価値は生まれなかった。

プログラミング能力がついてきているのは分かる。しかし、プログラミングはプログラムを作る作業のことを指すのであって、作業能力が上がったところでその目的が充分なものでなければ意味はない。だから、プログラミングよりもプログラムに重きを置く必要性を感じていた。

そこで、今年はプログラムの内容を重視するべきだと考える。具体的に述べると、これから研究室に配属されることとなる。研究テーマはCV系になるので、それを充分な価値あるプログラムとすることで、目的が達成されそうである。

しかし、そこに行き着くまでにはhard workが必要なんだなと感覚的に思う。この一年がこれからの自分を左右する重要な時期になるのであろうと感覚的に思う。プログラマとしての自分、研究者としての自分、人間としての自分。そして、自分としての自分。これから、自分が自分であり続けるれるために必要なことがhard workの先にあるように思える。

 

simple thinking

自分の癖として、物事を深く・抽象的に考えてしまう。深くの方は良いと思うが、抽象的な方は良いとは言い難い。抽象的に考えてしまうと、迷路に深入りしてしまう。そうなると、形になりにくい。先程も述べたが、価値というものにコミットしなくてはいけない。価値は形あるものに与えられるものであるから、価値を生むためにはまず形を創り出さなくてはいけない。だから、どんなに小さな形でもいいので生み出していく必要がある。そのために、抽象的に考えずsimple thinkingすることが大切だと思う。

 

環境

年末は中学の同級生と集まった。みんな大人になっていたし、いい顔をしていた。たぶん彼らは現在、良い環境にいると思う。でなければ、あのような顔はしていない。だから改めて、環境は大事だなと思った。素敵な環境を選ぶことができるのは、とても重要な能力である。

今年は環境を選ぶことが多くなるので、よく考えなければ。

 

年変わり

12月31日から1月1日になるのも、4月17日から4月18日になるのも同じことである。だから、年が変わって今年は頑張るぞみたいなのは好まない。普段の何気ない1日で変わることができなければ、年が変わって変わることができるはずがない。しかし、これまで僕は今年は〜という形で記述してきた。これは単純にタイミングの問題である。コンテストが終わったのが12月10日。結果が発表されたのが20日。そして、そこで精神的にやられた。だから、精神的なものを払拭するために天文の力を借りようと思ったのである。どうせ元から年末はグダグタする予定だったので、無理せず休んで、新しい風に乗った方がやりやすいと判断した。むろんこれからは、何気ない1日で変化できるようにしておく。

 

具体性

ざっと書いてみたが、具体性に欠けていそうである。だから、次に具体的なことを書きたい。しかし、これは目標でも決意でもない。やってもいいのではないかというものをあげてみる。

ソースコードを公開する

・個人ブログを始める

・論文、専門書をたくさん読む

APIやライブラリを作る

・文学を読み漁る

・コミュニティに参加

・TLする

 

結果として

まずは、研究に入る準備として、CVの基礎を勉強することから始めるのが良いのではないでしょうか。そうすれば、上記のことにも繋がりそうです。

近々のこととしては1月末までに、グループプロジェクトでRubyプログラムを作成しなければならない。2月末にラスベガスに行くために英会話を取得しなくてはならない。

しかし、どちらもやる気がでません。あまり興味が湧かない。

追い込みすぎると、またまた精神的にやられそうなので、ほどほどにしなくてはいけない。ここで、年末に友達に語ったことがプレッシャーとなりそうだが、これくらいは乗り越えなくては面白くない。さあ、やりましょう。

あっ、論文を読むこともいいかも。とりあえず、研究室に行き、CV入門の本を借りてくる。CVの論文を読み始める。このことから始めようか。

 

行き詰まり

半時間ぐらいでは何もできないと考えているより、世の中の一番つまらぬことでもする方がまさっている。

by ゲーテ

行き詰まった時にぐずぐずしても良くないので、何をすれば良いか困った時には新しいプログラミング言語を勉強するしたらいいと思う。楽しいし、精神が復活するにちがいない。未来の自分がこれを見るときが何回かあるだろう。そのうちに、何するか困っている時が一回はあるだろう。新しいプログラミング言語を勉強せよ。まだまだ、知らないパラダイムがたくさんある!楽しいぞ。

あと、周りに色々話すとやる気がなくなるので、色々話さない方がいい。自分だけの秘密にしてるとモチベーションが高まる。周りは何も知らながゆえに、何も言ってこない。最高ではないか!